審査員からのメッセージ

プロダクトデザイナー。大阪府出身。愛知県立芸術大学卒業。ケンウッド・ソニーを経て1988年よりフリーで活動。デバイスタイル「一本用ワインセラー」・コクヨ「trystrams」ステーショナリーシリーズ、セラミックジャパン「土鍋」といった生活用品の他、LED式薄型信号機やSUICA・ICOCAのチャージ機、六本木ヒルズのセキュリティーゲートなどの公共機器の製品も多く手がける。


http://www.michioakita.jp

富山デザインコンペはコンペという形式ではありますが、端的に言えば「富山県(にある企業)」というクライアントに向けて広く売れる製品をプロポーザル(提案)する場です。
みなさんが日常や様々な情報を介して感じている「ユーザーの需要の兆し」をカタチにしてほしいのです。そしてそれが製品化されてからは、どうしてこれまでなかったんだろうとみんなに思わせる正面から本質を射抜いた「大文字のプロダクトデザイン」を提案してしてもらえればなお嬉しく思います。流行や時の流れをものともせず売れ続けるチカラのある製品と、そういったものをコンスタントに生み出し続ける事の出来るタフなデザイナーの登場を期待しております。

ヒロタデザインスタジオ代表。東京都出身。1990年東京芸術大学卒業。GKプランニング&デザインを経て、96年ヒロタデザインスタジオ設立。97年ミラノサローネ出展。ミラノにて個展。98~2000年Premiere Class ParisにてNAOCAコレクションを発表。01年Tokyo Designers Block 出展。03年よりグッドデザイン賞審査員。コンセプトワークからプロダクトデザインを手掛ける。
賞歴:国際バッグデザイン豊岡金賞(1994)、The I.D. Annual Design Review入選(USA)(1998)、デザインフォーラム金賞(1999)。


http://www.hirotadesign.com

今回は当コンペすなわち富山とデザインの関係性が新しい方向を向いてスタートするという主旨だと理解しています。---優れたデザインの力を発掘する。
ではデザインの可能性はどこにあるのでしょう。そこで改めてデザインの語源を紹介します。[Designの語源であるラテン語 Designareは、de+signからなり、記号を表出する行為、他との境界を限定して形状をはっきり示す行為、感覚器官で捉えられうる刺激の集合によって対象や意味を代替えする行為、をさす。]となっています。富山から発信するにふさわしい、ビジョンに富んで五感に訴える美しい作品を期待しています。
『記号学大事典』より抜粋して引用

株式会社メソッド(method Inc.)代表取締役。バイヤー。東京都出身。2000年株式会社イデー入社。01年よりIDEE SHOP青山本店のバイヤーを務める。03年株式会社イデー退社後、東京、恵比寿のコンテンポラリー・ジュエリーのギャラリー gallery deux poissons(ギャラリー・ドゥ・ポワソン)の立ち上げに参加。07年有限会社ドゥポワソン退社後、NOOKA JAPAN 株式会社 最高執行役員に就任。また、フリーランスのクリエイティブ・ディレクション組織 method を立ち上げる。09年デザインイベント「DESIGNTIDE TOKYO」の運営組織である株式会社イレブン 取締役に就任。同年、株式会社メソッド(method Inc.)代表取締役に就任。現在に至る。


http://wearemethod.com

今回初めて、富山プロダクトデザインコンペティションの審査員を務めさせて頂くこととなりましたが、バイヤーとして、これは世の中で売れてゆくだろう、と確信を抱かせてくれるようなデザインはもちろんですが、デザインと密接に携わりながら仕事をしている者としては、このコンペから、日本のデザインの、次の10年を象徴する新しい指針となるようなデザイン、小さくまとまったデザインよりも、スケールの大きい、突き抜けたデザインが出てくることを期待しています。

埼玉県出身。1968年東京芸術大学美術学部工芸科ID専攻卒業。同年ソニー(株)入社 デザイン室配属。70年ソニーアメリカ(ニューヨーク)赴任。74年ソニー本社デザイン室へ帰任。主にテレビ・ビデオ・開発デザインを担当。86年宣伝制作部長として宣伝を担当。90年デザイン部門に戻る。91年コーポレートデザインセンター長就任。ソニー全商品のデザインマネージメントを統括。97年3月ソニー(株)退社。同年10月NEC(株)入社 コーポレートデザイン部長就任。2000年(株)NECデザイン代表取締役社長就任。07年より顧問。03年より東京芸術大学非常勤講師。08年より富山県総合デザインセンター所長。

私はつねづねデザイナーに求めるのは「Beyond Design」。それは既成概念にとらわれない発想・レガシーフリー・非日常体験、すなわちユーザーの期待値を超えた<感動のモノづくり・デザイン>を意味しています。
日常生活の中で普段何気なく使っている、あるいは体験している中で見過ごしているまったく新しい発見とその具現化、そこにデザイナーの力量が問われていると思われます。またその感動をどう流通を通してユーザーに伝えていくか、今回は「デザイナー×企業×流通」までをコラボするデザインを期待しています。