「fire」の商品化 vol.4
鋳物用の原型として作った模型がこちら。内径、外径それぞれ2mm、底部分2mmの削りしろをつけていますのでふとっちょです。これを(株)二上さんにお渡しして鋳造してもらいました。鋳物というものは大変奥の深いもので、鋳物をして終わりではなくその後にどのような仕上げをするかによって全然見た目に違ったものができあがります。手の込んだ仕上げをすればそれだけ加工費が高くなり、それが販売価格に反映します。
「fire」では見た目+費用を検討するため下記の仕上げを行いました。
- 鋳物(荒目の砂、細か目の砂)そのまま(通称くろかわ)
- 鋳物(荒目の砂)+バフ研磨
- 鋳物(細か目の砂)+バフ研磨
- 鋳物(荒目の砂)+ワイヤブラシ
- 鋳物(細か目の砂)+ワイヤブラシ
- 鋳物+NC旋盤
- 鋳物+NC旋盤+研磨(通常はプラス酸化防止加工)
加工コストは(1)が最も安く、(7)が最も高い。通常は表面にクリアなど酸化防止の加工をするのですが、これをしないとどんどん酸化が進んで表面の見た目が変化します。酸化防止の加工をしないならば、バフ研磨もワイヤブラシも変化の仕方は同じような感じで、(1)が最も変化が少なく、(6)が最も変化が多いそうです。一般的な高岡銅器では研磨してピカピカ状態=商品の感覚なのですが、果たして鍋敷きという雑貨の適正価格と釣り合うかどうかです。








