「fire」の商品化 vol.7

7月末からまたまた音沙汰が無かったのですが、9月に入って急に展開が! 10月末のDESIGN TIDEで「fire」がアッシュコンセプトさんから発表されるとのこと。めでたしめでたし...ではなくて、もう1ヶ月少ししかないにもかかわらず鋳物で問題が発生していると製造メーカーから連絡がありました。最終的に鋳肌と鏡面の2種類で発売することになったそうですが、鏡面仕上げのほうでトラブルがでているとのこと。

鏡面仕上げの工程はだいたい下記のとおり。(2の作業の他に細かな凹凸があるのでリューターのような道具で細かく研磨作業もあるようです)

  1. 旋盤加工で表面を2mmほど削る
  2. バフ研磨でピカピカに
  3. 透明の焼き付けコーティング

まず1の工程で表面2mmの研磨ではまだ鋳物の表面全体がきれいにならず、一部分に鋳肌のザラザラが残ってしまったそうです。そこを研磨すると図面のサイズを割り込んでしまうので鋳物用原型を今のものよりもう何ミリかふとっちょに作り直す必要がでてきました。急いで模型を作り直して鋳物のやり直しです。

次に3の工程。クリアの焼き付けコートですが、どうもすっきりとした透明にならない、斜めから表面を見るとジラジラと塗装じわのようなものが見えるそう。一度焼き付けてしまった塗装は研磨してはがさなければならなく、もし研磨後のサイズが図面の指定サイズを割り込むようならば鋳造からやり直し...納期に間に合うかとても大変な状況!