庄川の挽物

2009 年 7 月 9 日 木曜日

富山県の庄川地域では古くから主に漆器用の挽物木地を作っています。現在約30の工房があり、生産高においては全国一を誇る一大産地となっています。挽物とは機械に固定した材料を回転させ、そこに刃をあてて削る方法で、お盆やお椀、テーブルの脚など丸い回転体が出来上がります。今回、内田木工所さんを訪問し木地の製作工程を見せていただきました。

”””はじめに大まかに丸のこで円形に切り落とします。そして、次に材料を治具に取り付けて回転させ、刃物を当てて形を作ります。さらにやすりなどをかけて表面を滑らかに仕上げます。

出来上がった木地の表面は滑らかで、木目がとてもきれいにでています。最後に漆を塗って完成です。工房内にはたくさんの木地が棚一杯に積まれていました。挽物は手加工でも比較的量産に向いた方法ですね。組合のホームページには工房の連絡先や商品などが紹介されていますので、是非一度ご覧ください。

企業情報:庄川木工協同組合


「組子」による和・洋の間仕切り

2008 年 6 月 25 日 水曜日

「組子(くみこ)」とは、釘を使わずに木を組み付ける技術のことです。細くひき割った木に溝・穴・ホゾ加工を施し、カンナやノコギリ、ノミなどで調節しながら1本1本組付けしていくという、とても緻密で繊細な作業です。組子技術は主に障子や欄間(らんま)にみることができます。数百以上の文様デザインパターンを組み合わせることで生まれる商品バリエーションは幅広く、従来の伝統工芸品としてだけではなく現代の住宅に合った商品として自由に使うことができます。多彩な文様、天然木(白木)の風合いを活かした格子欄間、折りたたみ衝立、間仕切りをご覧下さい。

企業情報:(株)タニハタ