最新の入賞作品
1994 年に始まり、多くのデザイナーと企業をつなげてきた富山
デザインコンペティション。開催30 回目の特別企画として、
募集テーマを設けず、応募者がこれからの社会や生活に必要だと
考えるデザイン提案を広く募集しました。
グランプリ |
作品名 HARVEST |
デザイナー 山本 敦 |
<HARVEST>はワイングラスのようにステムとフットの付いたフードストレージのプロダクトシリーズです。スパイスなどを入れるのに適しています。まるで樹木のような形をしているので、異なる形のアイテムを並べることで森のようにスタイリングすることができます。HARVESTは収穫を意味しており、植物の実りを収穫するような体験で、日々の生活を彩ります。 |
準グランプリ |
作品名 海のバラン |
デザイナー 小林 遣 |
富山県の豊かな海の幸にぴったりな、波の見た目をした海のバランをデザインしました。具材のアクセントに差し込むことで、お弁当に鮮やかな大海原が出来上がります。海鮮料理の美味しさを引き立てる、新しいバランの提案です。 |
審査員特別賞 |
作品名 ラクに運べるバケツ |
デザイナー 蒲生 孝志 |
スタンダードな日用品である「バケツ」を機能の面から再構築しました。「水を運ぶ」という機能に焦点を当て、既存の製品の不満点を洗い出し、解決した一つの答えがこの作品です。 |
学生賞 |
作品名 藍染めの鯉のぼり |
デザイナー 平田 奈穂 |
富山県魚津市鹿熊にある、南部歩美さんが営むaiyaの藍染めで作る藍色の鯉のぼり。「鹿熊の鯉のぼりは青い。」子供が少ないという課題を抱えた鹿熊で、子供達と、鹿熊と藍染めの出会いを作るプロダクト。絞り染めという技法を用いるので、絞りを行う雇用も生まれ、鹿熊内の活性化も図ることができる。鹿熊の文化の一つとなるようなプロダクトを目指す。全く同じものはできない、世界に一つだけの想いのこもった鯉のぼり。 |
学生賞 |
作品名 PLUS |
デザイナー 木下 快 |
Plusは一冊分を収納できる空間を新たに作り出すことで、読みかけの本や好きな本をいつでも取り出しやすい場所に置いておけるブックスタンドです。Plusを用いることでブックスタンドを動かさなくても、よく読む本や、毎日をしるす日記、さらにはお気に入りの本をストレスなく出し入れすることができます。使う人がそれぞれの一冊を手の届きやすい場所にプラスすることで、新たなストーリーが生まれます。 |