最新の入賞作品

富山デザインコンペティション2024
募集テーマ: 備える
近年国内外で頻発する地震に限らず、豪雨や豪雪、火山活動など
私たちの日常は、多くの自然災害とつながっています。
緊急避難から、ライフラインの復旧、避難所での生活や支援活動…
災害発生から刻々と変わるシーンと課題に向き合い、
日々の生活の中で備えておけるデザインを募集しました。
募集テーマ: 備える
近年国内外で頻発する地震に限らず、豪雨や豪雪、火山活動など
私たちの日常は、多くの自然災害とつながっています。
緊急避難から、ライフラインの復旧、避難所での生活や支援活動…
災害発生から刻々と変わるシーンと課題に向き合い、
日々の生活の中で備えておけるデザインを募集しました。

グランプリ |
作品名 浮カバ |
デザイナー 杉本 国雄 |
「浮カバ」は、お風呂に浮かべて水を節約するだけでなく、中空部分に水を入れて生活用水を保存することも可能です。災害時や緊急時には必要な水を手軽に蓄えられ、お風呂で使用する場合では日常から節水に役立ちます。癒しと実用性を兼ね備えたこのアイテムは、安心と環境保護の両立を目指したプロダクトです。 |

準グランプリ |
作品名 五徳から落ちづらい鍋 |
デザイナー 堀江 勇人 |
阪神淡路大震災は朝食の準備を行っていた早朝に地震が発生しました。石川県能登地方で起きた地震は夕食の準備を行うであろう時間帯に発生しました。コンロの火は地震時に自動で消える仕様になりましたが、鍋などの調理器具が自らへ向かってきたり足元へ落ちてしまい火傷や怪我などを負う可能性もあります。底面に凹凸を設けることで鍋が五徳から落ちるのを防ぎ、被害に合う可能性を減らせないかと考えた調理用鍋の提案です。 |

審査員特別賞 |
作品名 ダンボール切り口加工器具 |
デザイナー 鈴木 忍 |
ダンボールは内部が空洞になっていますが、本作品は、この切り口を整えるための加工器具です。特殊形状の溝を切り口に押し付けながらスライドさせると、内部が見えなくなるように成形することができます。これにより、ダンボールの切り口で手を切る心配がなくなり、また、ダンボール製作品の外観品質を向上させることで、使い捨てのイメージがあるダンボールに新たな価値を付与することができます。 |