過去の作品一覧

過去の作品一覧
過去の受賞作品です。例年、最終審査に9~12 作品を選出。ファイナリスト(1 次審査通過者)のプレゼンテーションを審査し、受賞作品を決定しています。

2020 年度 

審査員特別賞

 サイズを実感できるスケール

デザイナー 原田 一穂

スケールを伸ばして任意の位置でコーナーを固定することで、モノの大きさを再現できるプロダクト。自立可能な仕様で、実際にモノを置いた際のサイズ感や圧迫感を視認できます。寸法やCGではつかみづらい感覚も、目の前に代替された何かがあればサイズを実感できて、楽しみながら「かたづけ」と向き合うことができます。

2020 年度 

準グランプリ

 Rainglass(レイングラス)

デザイナー memo

軒先に吊り下げ、ガラスを伝って滴る水の様子を楽しむことができる雨樋。 晴れの日にはガラスを通した柔らかい光を、風のある日にはゆっくりと回転する透明感のある影を創り出すことで、天気の変化そのものを美しく反映します。日本の伝統的文様である「立涌」をモチーフとし、2本の長い曲面により構成された形状は、大型加工を強みとする三芝硝材(株)ならではの造形で、心地よいリズム感と軽やかな印象を空間にもたらします。

2020 年度 

グランプリ

 積彩(セキサイ)

デザイナー ColorFab

色を「着ける」から「積む」へ、新しい色彩のあり方をデザインする。コンピューティングによって調色しながら色糸を積む3Dプリンティングの製造によって造形・着彩を一つの工程として扱う。これを「積彩」と呼び、分業による余分なコストを削減する。また、繊細な織物のように糸を積んでいく積彩は新たな表現技法<虹のように変化する色彩効果>を可能にし、私たちはこの技法を応用して「遊色瓶」というプロダクトを制作した。


2019 年度 

審査員特別賞

 鋳物を学ぶ機会のデザイン

デザイナー 原田 一穂

鋳物の疑似体験をきっかけとして、高岡のものづくり文化と消費者の接点づくりを促すプロジェクト。

2019 年度  商品化

準グランプリ

 富山の売薬式 防災プロジェクト

デザイナー 三島 大世

富山の売薬が培ってきた「行商」や「先用後利」の仕組みを活かして、防災意識を広げるプロジェクト。

2019 年度 

準グランプリ

 Pel

デザイナー 荒俣 琢椰

網戸に使用される防虫ネットとラバースプレーペイントを掛け合わせ、双方の素材の特性を活かしたプロダクト。


2016 年度  商品化

入選

 Sasa

デザイナー 24° Studio

日本の豊かな大海原をイメージした複数のくぼみを持つ錫製のトレー。S、M、Lの3サイズがあり、単体使用だけでなく各サイズをタイル状に並べて使える。食品のほかアクセサリートレー等に使用。

2018 年度  商品化

黒木靖夫特別賞

 actex(アクテックス)

デザイナー yonanp

素材やテクスチャーを考慮して、機能と装飾性を併せ持った新しい青竹踏み。日常使いから仕事場まで幅広く使える。

2018 年度 

準とやまデザイン賞

 Colonia(コロニア)

デザイナー 松下 陽亮

「松脂」と「メラミンスポンジ」の双方の特性を利用した、新たな素材提案型の実験的プロダクト。


2018 年度  商品化

とやまデザイン賞

 ARMADILLO(アルマジロ)

デザイナー 阿部 憲嗣

インテリアに馴染むダンベル。使っている時はアクセサリーのように、使わない時は彫刻のように空間を彩る。

2017 年度 

黒木靖夫特別賞

 なでるふとんたたき

デザイナー 神原 葵

ブラシをメインとした「なでるふとんたたき」つまみ部分をスライドする事で、通常のふとんたたきとしても使用できるほか、コンパクト収納も可能とする。

2017 年度 

準とやまデザイン賞

 折り祈り(おりのり)

デザイナー 永田 勇介

これまで頑張ってくれた刃を労い賽銭代わりに折り入れ作業の成功を祈る「刃折り器」賽銭箱の形状はカッターの刃を差し込んで折りたくなるような雰囲気を持つことから提案された。